プロセス指向心理学/プロセスワークを理解するのに参考になる本

プロセス指向心理学(プロセスしこうしんりがく)は、アメリカのユング派心理学者アーノルド・ミンデルが中心となって創始、発展させてきた、心理療法、自己成長、関係性への取り組み、社会運動等に、統一的に活用できる体系。米国では主に「プロセスワーク」の名前で呼ばれているが、ヨーロッパ、日本を含むアジアでは「プロセス指向心理学」の名前もよく使われている。

プロセス指向心理学 - Wikipedia

システムコーチング (ORSC) は色んな理論絡めてるはいますが、アーノルド・ミンデル博士のプロセス指向心理学がベースのひとつになっていると思います。よりシステムコーチングの理解を深くするために下記の書籍も参考にすると良さそうです。

一番弟子の方が書かれた本ですが、わかりやすいという噂

アーノルド&エイミー・ミンデル博士夫妻 関連だと

メタスキル―心理療法の鍵を握るセラピストの姿勢 | エイミー ミンデル, Mindell,Amy, 和子, 佐藤, 祥彦, 諸富 |本 | 通販 | Amazon

スクラムフェス札幌 2020 発表資料まとめ #scrumsapporo

2020.11.05 - 2020.11.07 に行われたスクラムフェス札幌2020 の発表資料まとめです。 支援先企業でスライドのみのまとめを求めていたので、メモがてら作りました。

公式サイトはコチラ↓ www.scrumfestsapporo.org

基調講演、招待講演

Kazumasa Ebata - みんなで創る基調講演(仮)

資料なし

Koji Shimada - 招待講演「Agile Sapporo: Learn from experience and continue to repair wholeness」

speakerdeck.com

Day 0 ( 2020.11.05 )

Noriyuki Nemoto / Kohei Shoda - 紙粘土スクラムから得たアンチパターン

www.slideshare.net

Yasunobu Kawaguchi / Ayumi HOSOZAWA / Toshiharu Akimoto - プロダクト生存戦略 : スクラムギャザリング東京の10年から学ぶ

資料なし

Day 1 ( 2020.11.06 )

Tsutomu Yasui - Happy Lucky XP ― ケント・ベックに教わったこと

speakerdeck.com

Jun Yamamoto - (自称)エバッキーの愛弟子!が札幌でエンタープライズシステム開発スクラムマスターをしてみたお話

資料なし

Yuichi Tsunematsu - もりあがるスプリントレビューをしよう

speakerdeck.com

Yoh Nakamura - これまでと違うやり方に取り組む時にうまくいくかもしれない方法とその落とし穴

speakerdeck.com

Tomonori Fukuta - Scrum for people who working remotely

speakerdeck.com

Imai Takaaki - アジャイルに向かう組織に聴いてほしいアジャイルへの第一歩

資料なし

Mizuki Kusakabe - ゼロからつくったリモートスクラムチームはスクラムに挫折し解散しました

speakerdeck.com

Tsukasa Yokoyama - 突破力 - 大企業の札幌支社に中途入社して直面したこと

資料なし

Tadahiro Yasuda - 日本にJoy,Incを創る!どん底からスタートしたぼくらのジョイインクジャーニー7年間の軌跡 Scrum Fest Sapporo特別編

speakerdeck.com

www.youtube.com

Yusuke Amano - 本当に強いプロダクトを作るためのプロダクトオーナー支援のはじめかた

speakerdeck.com

Day 2 ( 2020.11.07 )

Tsuyoshi Maehana - 遠くにいるチームメンバーと、空間を超えて会える場を作った話

speakerdeck.com

Kazutaka Matsusaki - アジャイルな組織を創っていくには?地銀で取り組むアジャイルな組織創り

speakerdeck.com

Shingo Yokoyama - 未経験の職種で初めてスクラムと出会い自身の成長を感じられた話

Kenichiro Okada - 組織の慣習から旅立つチーム

speakerdeck.com

Atsushi Nagata - ここがすごい!モブプログラミング

speakerdeck.com

YAMAKAWA, Hiroto - 学生に「チーム活動」を再認識させる!ある大学の情報系カリキュラムでの試み

speakerdeck.com

Yasushi Hagai / Stefan Nüsperling - 未経験者中心のチームとベテラン中心チーム、Management 3.0のプラクティスはどう作用したのか?

speakerdeck.com

Takao Oyobe - It dependsから脱却するスクラム

speakerdeck.com

Kazuki Mori - さあ、楽しいふりかえりを始めよう

speakerdeck.com

スクラムフェス大阪 2020 @ Online を開催しました。 #scrumosaka

2020.6.26-27 にスクラムフェス大阪 2020 @ Onlineというカンファレンスを開催しました。Discord & Zoom で開催し、500人を超える参加者、全国各地の19地域・コミュニティにご協力いただき、100近いセッションとなりました。この状況下で、この規模、このやり方で開催できたのは、本当に皆さんにご支援いただいたおかげです。スピーカーのみなさん、全国各地のコミュニティのみなさん、参加者のみなさん、スポンサーのみなさん、そして運営スタッフのみんな。本当にありがとうございました。 

 

scrumosaka.org

 

そして、みほさんに Keynoteお願いして良かった。自分なりの想いを込めてお願いはしたけど、雑な振りにはなっていたとは思うんですよね。
この話は自分たちが「そうそう。ホントにその通りで、同じ事をみんなに伝えたい」って頷ける話だし、改めて言葉にしてもらえて最高でした。


みほさんは先達でもあるから、時には背中を見て、時には仲間として一緒にやって、時には支援していただいたりもして。とてもリスペクトしている方。これからも、もっともっと一緒にやっていきたいなーと色んな想いを再確認できました !!

miholovesq.hatenablog.com

今回のイベントに関しても「うっ」ってなる事はたくさんあったと思うし、みなさんもそうなったと思います。各コミュニティに最初にこういうのやりません?って連絡した時に一瞬「うっ」ってなってたと思う。でもみんなそのあと、「お、おう、全然わかんないけど、やりましょうか」みたいな「うっ」っていう感じに乗り越えて来てくれたんだと思います。

 

happyman.hatenablog.jp

 

Day.2 にもたくさんの素敵なセッションはあるのは知っていて、個別にはなかなか紹介できないけれど、録画を見つつニヤニヤとスクフェス大阪を堪能したいと思います。

 

録画公開も簡単に素早く !

開催翌日には Zoom の便利な録画公開機能を使って半分くらいのセッションを参加者向けに公開しました(外部への公開はありません)。最初は Youtubeにアップロードするかーとも思ったんですが、この方がよりシンプルに公開する事ができました。Zoom のチャットも見ることができるので便利。Zoom 優秀だなぁ。
頑張れば、即日随時公開もできたけど、自分たちがセッションみたり、動いたりできなくなるので、そこまでは頑張らないようにして。はやく見たーいとは言われていたし、自分も早く見て欲しかったけど、「可能な限り早く出しますー気持ちは分かるし、早く見てもらいたいけど、ちょっと休ませてね」みたいな話はしてました。サスティナブルなちょうどいいスピード・バランスで、公開できたかなと思います。公開作業はもちろんモブワークでやってます。手分けして効率化するよりも、安心安全で進められるようにしようというポイント。

 

運営上のトラブルや問題

トラブルや問題が無かったわけじゃないし、色々あったけど、今思い返すと何があったっけー?とすぐには思い出せないレベル。Day.2 終了後、参加者のみなさんと、Discordで、「運営、どうだったー?大変だったでしょ」みたいなことは聞かれたケド、普通にすぐには思い出せなかったなー。細かい事は色々あった気がする。意見の対立や、うーんっていうポイントはお互いはもちろんまだある。仲はいいと思う。
でもたぶん、それぞれに折り合いつけながら、みんなで全部乗り越えてきて、消化して、ここまで来た感じはあります。まだ2年目の浅いコミュニティなんだろうけど。

1年目よりは、2年目の今の方が実行委員会として、それっぽくはなってきているのかも。でもまだまだかもしれなくて、もっと衝突して話し合いたい、わかりあいたい事もあるし、連携ミスももっとなんとかしたいし。少しずついいチームになっていければいいかなぁとも思います。周りには迷惑かけちゃうかもしれないけど。それでいいよね。

1年目はまずは開催を目指すために、色々なものをそぎ落としつつ、
2年目はコアなものはなにか、もうちょっと芯というか方向性を固めていきたいなー !
とか思ってたら、COVID-19があって、オンサイト開催は難しくなった。でも結果的にはそれがある意味チームを強くした気がする。健全に安全に衝突して、もっともっとわかりあって行きたいな。

 

忘れてないよ

もちろん否定的な意見を率直に伝えてくれた人にも感謝です。万人の気持ちに応える事はできないし、納得してもらえるのも難しいとは思っていて。そこは悩みつつも自分の気持ちと折り合いをつけていきました。でも都合の悪いことや、否定的な意見をまったく見ないようにしたわけではなく、モヤッとしたり、ちょっとちがうなーと言って離れていった人の顔や思いも忘れてはいないです。今後ともフィードバックいただければ、こんなに嬉しいことはありません。引き続きよろしくお願いします。

 

その他の経緯や変遷、トピック

オンサイト開催からオンライン開催までの経緯や、様々な出来事、ノウハウはまた別の記事にするかこの記事に追記するかで、まとめてみたいなと思います。アウトライン書いたら満足しちゃうかも。

  • @moriyuya さんが作ったホワイエというDiscordコミュニティで色んな人たちと距離が近くなったこと。ここで夜な夜な濃い話をしていた。
  • @kyon_mm さん @TAKAKING22 さんから始まって、繋がっていった話。分散アジャイルチームについて考える会を一緒に始めてオンラインイベントで100人程度のイベントならできるし、OSTもできるな。という色んなナレッジが蓄積されていたこと。@TAKAKING22 さんの製造業アジャイル勉強会などにも参加させてもらっていたこと。
  • 全国各地のコミュニティのみなさんに手伝ってもらって、トラックごとおまかせしたこと。
  • そして文化祭のごとく、準備している様子や打ち合わせの様子、やりとりが生々しくも開けっぴろげに見える状態で、常に賑やかだったこと、本当に文化祭準備で夜な夜な作業していて、たまに気分転換に隣のクラスの様子を見に行く。みたいな雰囲気だった。フェスはずっと前に始まっていた。
  • 岩切さんや近藤さんにサポートいただき、CodeZineさんにも寄稿させてもらったこと。感謝。実行委員が集まってざっとモブで書いた記事
  • スポンサーでもあるクリエーションライン安田さんの言葉に感動したこと。
    「悩んだけど、失敗してもいいかなぁと思って。経験になる失敗ができそうだから学びしかないと思った。」(ニュアンス違っていたらごめんなさい) と言っていただいて、涙でそうになった。どれだけたくさん温かいスポンサーの皆さんに支えてもらっていたか。感謝しかないです。
  • Day.1 も Day.2 も夜中の3時くらいまで喋りつづけていて、これもうセッションなのでは?みたいな一幕もあり。ああいう時間に話している事にも学びすごくあった。ホントに濃密な時間。エモいし、多方向だし、くだらない事いってるのに学びになるし、なんなんだろうアレw
  • 参加者のみんなが勝手に各地のチャンネルで盛り上がってて、大阪にいたかと思いきや、三河のコーヒーテーブルにシュッと移ったり、札幌とか福岡にいったり。スポンサーブースで(勝手にw)盛り上がってたりしてて、距離の概念がなくなってた...
  • オンラインの集まりや飲み会とかは苦手〜といってる人がいるのは知ってて、難しいところもあるけど、オンラインだから気兼ねなく話しかけたり輪に入って行けました。という声も聞きました。テキストとボイスのクロス/メッシュコミュニケーションが取れるから、テキストで流れを掴んでボイスに入るっていうこともできたみたい。オンサイトではパックマンの法則の話はするけれど、心理的パックマンの法則というのはありそう。迎え入れてあげられる精神とか温かさが不思議と伝わってる感
  • スピーカーにも話しかけやすかったという話も聞いたので単純に、距離間がフラットになってるのかも。
  • 参加者の手で Discord上に廊下やトイレがいつのまにか実装されていて、化粧直していこ〜っと。みたいなのまであったw
  • 本番が終わった後も熱気冷めやらず、参加者企画で録画視聴&OST(Open Space Technology) でディスカッションしようという企画がいくつか出てきて後夜祭はまだまだ続きそうで胸熱

書き始めたら、すごく長くなってしまった...

 

デブサミ2020夏でそのあたりの話もさせていただきます

とりあえずはこの辺の話をデブサミ2020夏(通称、夏サミ)でお話しさせていただくことになりました。そちらも是非楽しみしていただけると嬉しいです。

event.shoeisha.jp